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当時の酒造工場
江戸時代、当地の酒は江戸と上方の間にあることから特に「中国酒」と呼ばれ、江戸の酒屋で人気を博していました。八丁味噌やたまりを使用した料理に合うような芳醇な酒質であったので、当時の酒屋が割り水して酒を売るのに都合が良く、また海運の便が良かったので江戸での消費を伸ばしてゆきました。十一代盛田命祺のとき、日頃からの酒質向上の努力が実り、天保末年、自信の酒を世に出しました。その時の銘柄が「子乃日松」でありました。やがて命祺は千石積みの帆船を購入し、江戸へは清酒と味噌、醤油を、関西へは主にたまりを運んで売上を伸ばし、近年盛田の基礎をつくりました。
気候風土や食文化により、土地に合った酒が地元の杜氏によって造られてきました。しかし戦後の急速な工業化による農家の減少が全国の杜氏を減少させ、現在は18府県の29杜氏集団にとどまっています。浜島杜氏は前任の高野杜氏から学んだ、越後流の造り取り入れながら、自身が育った地元の食文化に根ざした酒を醸し出しています。
古式木桶仕込み
古来よりこの地方では、八丁みそ、たまりを使用した郷土料理が作られ、酒もそれに合う、濃醇な味わいに造られてきました。時代とともに酒の味も変わっていきますが、盛田の酒はこの「芳醇旨口/ほうじゅんうまくち」を機軸として、地元酒造好適米の使用、木桶による古式醸造の復活など、古くて新しい酒造りに挑戦していきます。
尾ノ島の滝(木曽御嶽/開田高原)
盛田のお酒を仕込むための良い水を捜し求め続け、吟醸造りに最適な水として「木曽御嶽山の自然水」にたどり着きました。歴史と伝統を頑なに守るだけではなく、良いものを造るためには積極的に新しいものを取り入れます。
盛田株式会社大谷工場
盛田のルーツは酒造りに始まり、創業以来の伝統に、ISO9001:2000取得を加え、今も昔も変わらぬ姿勢でお客さまへ、より良い商品を提供いたします。
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