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濃尾平野一円、ことに愛知・三重・岐阜は米みそや濃口しょうゆではなく豆みそやたまりが古くから発達し、今なお残っています。 これらは、ただ嗜好品としてではなく生活必需品として伝承されてきました。 豆みその歴史はかなり古く、中国の漢時代に造り方が受継がれたという説や石器時代にすでに日本で作られていたという説もあります。 この豆みそからたまりが生まれ、さらに豆みそから米みそ・麦みそが発達したまりから小麦を使った濃口しょうゆや淡口しょうゆが生まれてきました。 豆みそはいわば調味料の元祖と言えます。
豆みその大きな特徴は大豆と食塩のみを原料とすることです。製法も独特で、米みそや麦みそが米や麦で麹を作り、蒸した大豆と混ぜて醸造するのとは異なり、豆みそは蒸した大豆で塊を作りそこへ直接麹をつけた「味噌玉」から造られます。味噌作りの原点ともいえる方法で、じっくりと時間をかけて醸造します。 |